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1 Hotel Tokyoを巡るクリエイティブジャーニー

大谷石や豊かなグリーン、そして日本庭園へのさりげないオマージュまで─1 Hotel Tokyo のデザイナーたちが紡ぎ出す、自然、職人技、そしてサステナビリティが調和する、都市上空の静寂のサンクチュアリをご紹介します。
 

公開日: 3月09,2026
ジュン × ケリー

東京で最も活気あふれるエリアの一つに位置する1 Hotel Tokyoに足を踏み入れた瞬間、まるで別世界の静けさがそっと広がります。日本の風景や伝統的な職人技、そして侘び寂びの思想から着想を得たデザインは、自然と都市が思慮深く調和する、奥行きのある体験を生み出しています。東京タワーや皇居の緑を望む景色に縁取られた空間は、都市のエネルギーとつながりながらも、やさしい静寂に包まれているような感覚をもたらします。

このホテルは、1 Hotelsのデザインチームと、創設者・相崎準氏が率いるNYブルックリンを拠点に活動するデザインスタジオ「CRÈME」との協働によって誕生しました。日本に生まれ、東京とニューヨークの双方で育った相崎氏は、日本の美意識と現代的なグローバル感性をつなぐ、クロスカルチュラルな視点をホスピタリティデザインにもたらしています。

ホテル全体を通して、自然素材と静かな質感がゲストをそっと導きます。栃木県産の大谷石や、日本庭園から着想を得たしつらえ、そして森の風景を想起させるディテールの数々─どれも自然が持つ繊細なインテリジェンスを映し出すものです。こうして生まれた空間は、日本らしさが息づくと同時に、紛れもなく 1 Hotelsの世界観を感じさせます。美しさとサステナビリティが共存し、細部に至るまで、ゲストが歩みを緩め、深呼吸し、自然とつながりを取り戻せるようにデザインされています。

CRÈMEの創設者である相崎準氏と、スターウッド・ホテルズのデザイン担当副社長であるケリー・マーフィーに、このプロジェクトの着想の源、自然と都市生活の調和、そしてサステナビリティと職人技が「1 Hotel Tokyo」のデザインにどのように反映されたかについて話を聞きました。

スターウッド・ホテルズのデザイン担当副社長、ケリー・マーフィーに聞く、デザインの舞台裏

1 Hotels は、自然を中心に据えた独自のデザイン言語を持っています。東京では、その哲学をどのように再解釈しながら、ホテルが地域の文化や土地らしさと深く結びつくようにデザインしたのでしょうか?

東京における自然観は、侘び寂びや控えめな美意識といった思想によって独自の深みを帯びています。デザインでは、その静かな抑制と、大胆で彫刻的な要素との調和を意識しました。枝ぶりの美しい大樹、丁寧に仕上げられた左官壁、重なり合う木材の質感─これらが溶け合うことで、緊張感と静けさが共存する空間が生まれています。
ロビーラウンジでは、日本庭園を思わせるしつらえが空間を柔らかく縁取り、彫刻的な植栽、控えめな石組み、そして国内で採取された岩を組み合わせることで、土地とのつながりと時間の積み重ねを感じられる景観をつくり出しています。

ホテルをこの土地に結びつけるうえで、素材の存在は欠かせません。東京の北に位置する大谷町周辺でしか採れない火山岩・大谷石は、ファサードやエレベーターホール、到着ロビーの壁面に用いられ、ゲストが足を踏み入れた瞬間に、この地ならではの空気を感じさせてくれます。
館内には、地域の手仕事やサステナブルな素材が随所に取り入れられています。外観の「1」のスカルプチャーは、日本の職人が廃材となった鉄道の枕木をアップサイクルして制作したもの。生分解性のバナナ繊維でつくられたペンダントライト、神戸の工房が手がけた陶器のレストラン照明、ドライプランツを重ねた和紙のアートワークなど、自然素材の豊かな表情が空間に奥行きを与えています。
さらに、建設時に使われていた足場板は再利用され、客室の苔をあしらったアート作品へと生まれ変わりました。これらの細やかな選択の積み重ねが、美しさとサステナビリティが共存する1 Hotelsの哲学を、東京という土地の文脈の中で確かな形として表しています。

今日、ホテル内を歩いていて、ゲストの体験の中で、このデザインの精神が最もよく表れていると感じる瞬間はありますか?

到着の瞬間こそが、最初の体験です。ゲストは東京の喧騒を後にし、自然素材を基調とした落ち着いた空間へと足を踏み入れます。そこには、力強く質感のある大谷石の壁、日本人アーティストによる特注の苔のアート作品、柔らかな照明、重厚な巨石を配した石の縁取り、そして雰囲気を醸し出す音楽が広がっています。この空間への移行は極めて意図的なものであり、滞在全体の方向性を決定づけるものとなっています。

エレベーターを降りた瞬間、また一つの印象的な体験が待っています。ゲストは、大谷石とプリザーブドモスを重ねたほの暗い通路を進み、その先で自然光が満ちるロビーラウンジへと一気に視界が開けます。目の前には東京の景色が広がり、空間の質が静かに切り替わる瞬間が生まれます。ラウンジには、大谷石の壁面をはじめとする自然素材が重層的に取り入れられています。日本庭園でしつらえた高床のプラットフォーム、伝統的な砂紋のパターンから着想を得たダイナミックな天井インスタレーションが、空間に深みと静かな緊張感を与えます。粗く削った再生木材のレセプションデスクは温かみと存在感を添え、リネンのペンダントライトがバーの上に柔らかな光を落とし、全体を優しく包み込みます。

客室でも、自然に浸るような静けさは受け継がれています。心身を整えるような落ち着きと、控えめで上質なラグジュアリーを目指し、あたたかみのある木の造作や包み込むような間接照明、削り出しの石を用いたバニティカウンター、そして機械的ではなくどこか自然の質感を思わせるタイルのバスルームをしつらえました。プランターのように設えたコンソールからは彫刻的な樹木が伸び、日本の職人による竹のアートワークや、再生した足場板に苔を組み合わせたアート作品が空間に奥行きと本物の質感を重ねています。 

CRÈMEの創設者、相崎準氏に聞く、デザインの舞台裏

ゲストが街の喧騒からホテルの中へ一歩踏み入れたとき、どのような“移ろい”や心の切り替わりを感じてもらいたいと考えていましたか?

私たちが大切にしたのは、ゲストが訪れるたびに“発見”が生まれるような体験です。1階のエントランスを抜けると、まず迎えるのは壁一面のグリーン。その瞬間から、これから開かれる世界への静かな予兆が始まります。エレベーターでロビーへ向かう移動は、まるで木の幹をゆっくりと上っていくような感覚です。扉が開くと、ゲストがたどり着くのは、木の“枝葉”──いわばキャノピーに相当する高さ。そこでは、大谷石の壁に配された豊かな植栽と、その前に佇む 1 Hotelsのサインが出迎え、都市の中心にありながら自然へと包まれる安らぎを静かに深めてくれます。

目指したのは、“都市の中のレフュージ(静寂の隠れ家)” です。東京タワーや皇居の緑、首相官邸といった象徴的な景色が広がり、ゲストは確かに都心の真ん中にいると気づきます。しかし、その眺望に抱かれながらも、ホテル内部にはやわらかな静けさが漂い、まるで繭に包まれるように穏やかな安心感をもたらします。
都市の躍動と自然の静寂。その両方の中心に身を置くような、ここならではの体験を提供したいと考えました。

この空間に身を置いたとき、言葉にはしにくいけれど、心の奥でそっと目を覚ますような感情や記憶─そんなものを、ゲストに感じてもらえたらと考えているのでしょうか。

ゲストには、ふたつの世界のいいところをどちらも感じてほしいと思っています。街の活気をしっかりと味わいながら、同時にそっと守られているような安心感があり、滞在を終える頃には心身ともに整い、軽やかにリフレッシュして帰っていただける─そんな体験を届けたいです。

日本の風景の中で、今回のデザインに最も影響を与えたのはどのような景観でしょうか。苔庭や枯山水、森の縁(エッジ)、海辺の光など、どの要素を手がかりにし、ホテルのどの場所にその表現が息づいているのか、お聞かせください。

特定の風景を直接なぞるというよりも、ゲストが“自然の中にいるような感覚”をふっと抱けるように、できる限りたくさんの有機的な要素を空間に織り込むことを意識しました。そうしたデザインの手がかりは、ホテルの隅々に息づいています。自然素材の選び方はもちろん、メインロビーラウンジやバーエリアの天井に施した木組みのディテールなど、あらゆる場所に自然へのまなざしが静かに宿っています。

ジュンさんにとって、「美しさ」と「サステナビリティ」が本当の意味で共存するのは、どのような瞬間でしょうか?どんな光景として立ち現れるものだと考えていますか?

美しさとサステナビリティが共存するのは、空間のどこにも作り込みすぎた印象や無理のある演出がないときです。サステナビリティが流行的な付け足しではなく、すべての判断の根底にある姿勢として自然に組み込まれているとき、そのあり方そのものが美しさへとつながります。

1 Hotelsの哲学は、自然を室内に迎え入れ、土地の風景に敬意を払い、再生素材やサステナブルな素材を積極的に用いるところにあります。そうした姿勢は、見た目の美しさだけでなく、空間に身を置いたときに感じる心地よさにもつながっています。ガラス繊維のような人工素材をできる限り避け、選ぶべき素材は自然由来のものだという考え方を一貫して大切にされています。このアプローチは、私たちの考え方とも深く通じています。自然界にある素材をできるだけ活かし、それが最終的には大地へと還っていく。その循環の一部になることで、空間は無理なくサステナブルなものになっていきます。今回のプロジェクトでも、その本質的な姿勢を大切にしながらデザインに向き合いました。

昨今、多くのホテルが“自然からのインスピレーション”を打ち出しています。では、1 Hotelsはその中で何が際立っているとお考えですか?

自然は1 Hotelsの思想そのものを支える核となる存在です。今回のプロジェクトでも、屋外の気配を室内へと心地よく取り込むことを重視しました。エントランスでゲストを迎える、緑に包まれた石壁。ロビーをはじめ館内の随所に配した豊かな植栽。そして、どの空間からも自然の眺望を最大限に楽しめるよう計画された開口部。そのすべてが、ホテルの隅々に自然の息づかいをもたらしています。また、再生素材や責任ある方法で調達された資材、さらには国産の素材を積極的に用いることで、空間には“完璧さ”ではなく、時間の蓄積や本物が持つ奥行きが生まれています。こうした選択が、このブランドらしい誠実さと温かみを感じさせる雰囲気をつくり上げています。

「侘び寂び」について触れられていましたが、ラグジュアリーホテルであっても、不完全さや経年による風合い、素朴な質感をありのままに保つために、どのような工夫をされたのでしょうか?

自然素材を取り入れるうえで意識していたのは、空間を“完璧すぎる場所”にしないことでした。素材には、ホテルになる前から積み重ねてきた時間や物語がそのまま息づいている─そんな存在であってほしかったのです。
手仕事の跡が残る質感や、ほんのわずかな揺らぎのある表情を選ぶことで、素材自身が宿す経年や深みが自然と立ち上がり、空間に豊かな奥行きを与えてくれます。

栃木県産の大谷石を使用されたことや、皇居周辺の石垣からインスピレーションを得られたとおっしゃっていました。使用された素材や、その他のインスピレーションの源について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか?

前述の通り、私たちのデザインの出発点にあったのは、やはり“自然”でした。一方で、ブランドやホテルチームの間には、このホテルを確かに「日本らしい」存在として表現したいという共通の思いもありました。しかし、紋切り型の“和”や表面的なイメージに流れてしまうことだけは避けたい─そこが最も大きな課題だったとも言えます。
伝統的な日本の美意識を取り入れながら、同時に、東京という先進的で現代的な都市の文脈にしっかりと根づかせる。その両面のバランスを探り続ける中で、私たちは最終的に、ステレオタイプにもならず、かといって異物感もない、自然で心地よい着地点を見いだすことができたと感じています。

私たちは、日本の庭園や職人技の伝統を尊重しながら、それを現代都市の建築要素と結び合わせ、すべてを“自然”という軸でつないでいます。たとえば、細かなテクスチャーを施した壁は砂紋のある日本庭園を思わせ、木材やほかの素材は木の幹や自然物の質感を呼び起こします。どのディテールも、自然を起点に考えるという姿勢から生まれたものです。

都会の上空の自然

1 Hotel Tokyoでは、デザインそのものが、日本の風景や伝統を映し出す存在になっています。自然素材や手仕事のディテール、生きたグリーンが織り重なり、この土地にしっかりと根ざしながらも、静かに現代性を感じさせる空間をつくり出しています。それらすべてが調和することで、東京の躍動と自然の穏やかさが交差するサンクチュアリが生まれました。この世界観をより深く体験されたい方は、当ホテルの最新プランをご覧いただき、自然とデザインに導かれる滞在をお楽しみください。
 

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